
―患者さんと接するときに心がけていることはありますか?
最初にきちんと治療方針をお話しして、患者さんに納得していただいてから治療に入るようにしています。メリット、デメリット、リスクなどを全てお話して、治療の選択肢をいくつか提示しています。私としては、少しでも痛みが少ない方法で、ご自身の歯を少しでも残せるような治療法をおすすめするようにしています。何をされているのかわからないというのは不安ですから、治療中も、その都度、何をするのか説明するようにしています。
―お子さんの診療で心がけていることはありますか?
私のような治療嫌いのお子さんを絶対に作らないことですね。お子さんこそ、信頼関係が必要だと思っていますから、祖父にやられたことを反面教師にし、お子さんの気持ちを裏切らない治療を行なっていますね。治療に入る前に、治療器具を見せて、どんな器具なのか説明をしてから治療をはじめます。虫歯の退治するブラシで、バイ菌を洗い流そうね。洗ったバイ菌をお水で流そうね。流したお水を掃除機で吸い取ろうね…という具合です。でも歯を削るドリルはお子さんに見せません。ブラシだと思っていると、痛みを感じることもないですから。お子さんの治療は、大人の治療よりも注意深く表情に注意しています。少しでも苦痛な表情を見せたら、声をかけるなどして、恐怖を感じないような工夫をしながら診療を行っています。
―今後の展望をお聞かせください。
これまでと同じように診療を続けていきたいですね。私にとっては、患者さんと接することが一番の勉強です。患者さんの期待に応えられる診療をして、この地域の方たちに喜んでいただきたいです。不安な顔で来院された患者さんが、小岸先生に治療をしてもらって良かったと、笑顔で帰っていただくような診療を続けていくつもりでいます。