"歯周病"といえば、必ず名前が挙がる小杉歯科医院。それもそのはず、院長の小杉先生は、歯周病専門医の資格を持つスペシャリスト。出身大学で10年間、歯周病を中心に研鑽を積み、その後10年間はここあざみ野で歯周病のみならず、一般診療などの地域医療に携わってきた。医師と患者が一体となって構築していく医療をと、診察には惜しみなく時間をかける小杉先生。そのスタイルに賛同してか、地域のみならず、遠方からの患者さんもいらっしゃるとか。「でもね、本当は自分のご自宅のそばで、いいドクターを見つけていただけたらと思うんですよ。」と語られる小杉先生の真意とは? 患者さんを想うからこそ出た本音を伺ってみた。(取材日2008年2月27日)
―開業までの経緯をお聞かせください。
昭和大学歯学部を卒業後、同大学歯学部歯周治療学講座(現、歯周病講座)に入局。同大学大学院歯学研究科を終了後、1998年にあざみ野で開業しました。大学に10年、開業してから10年、歯科医療に携わってきました。
―そのなかで、特に力を入れてきた専門分野はありますか?
歯周病です。歯周病は虫歯と並んで二大疾患と言われる疾病です。現在、日本では30代の約8割が歯周病にかかっていると言われています。でも、歯周病は自覚症状が乏しく、知らないうちに病気が進行してしまいます。気がついたときは手遅れになり、抜歯を余儀なくされることもあるんですね。ただ、予防ができるんですよ。30代でいきなり8割になるわけじゃない。10代、20代で歯周病の予防をしておけば、少しでも減らせるんですよ。
―歯周病を予防するためには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?
歯周病は、口の中の細菌によって、引き起こされる感染症です。だから、口の中の細菌がいなくなればいいんですよ。僕の恩師の一人が、日本で初めてアメリカの最先端の歯周治療を学び帰国した時のこと、出迎えた先生達に胸のポケットから歯ブラシを一本取り出し「やっぱりこれだよ」と語ったと聞いたことがあります。歯周病予防は"歯磨き"に尽きるんですね。メディアでも歯磨きの必要性はかなり言われていますし、皆さんわかっているはずなんですが、実際にはできないわけで。それをどうやって知らせていくのかが、われわれの課題ですね。