

―放置しておいてはいけない頭痛はありますか?
患者さんの多くが慢性頭痛で心配することはありませんが、私が診療した中でも年に数症例ほど脳の病気が発見されることがありますので、安易に自己判断をしないことが大切です。特に注意したいのが、これまでに経験したことのないような、いつもと様子の違う痛みが前触れもなく起こる頭痛です。頻度や程度が増していったり、手足の麻痺や感覚の低下、ろれつが回らないなどの症状を伴ったり、発熱や髄膜刺激症状を有する頭痛も、脳の病気が関係する可能性が高いです。慢性頭痛は若い頃に発症し、年齢を重ねるごとに、いつの間にか発症しなくなることも多いので、50歳を過ぎて初めて頭痛が起こるようなときや、お子さんが訴える頭痛も注意をしたいものです。いずれにせよ、まずは専門の医師にかかることです。
―休みの日はどのように過ごされていますか?
のんびりと過ごすような休みはほとんどないですね。休診日も校医・園医として子どもたちを診ています。私のクリニックは3割位がお子さんなのですが、クリニックでは元気のない姿しか見たことがないんですね。でも、学校や幼稚園を訪ねると、いつもの元気な様子に接することができ、子どもたちからパワーを分けてもらっています。
―ストレス解消法はありますか?
ストレスを解消するために何かをするということはないのですが、クリニックの入り口前の植物の世話をすることがストレス解消になっていますね。植物も人間と同じで、ちゃんと世話をすればすくすくと育ってくれるので、世話のしがいがありますね。どんなに嫌なことがあっても、帰宅途中の電車がお気に入りの形式の車両だと、つい嬉しくなって嫌なことも忘れてしまいますね。ちょっとした電車マニアなんです(笑)