

―診療の際に心がけていることをお聞かせください。
自分の限界を知り、限界外のことは行わないことですね。自分を過信せずに、その領域のプロに任せるようにしています。診断を誤ったときに、苦しい思いをするのは患者さんですし、私の診断ひとつで、患者さんの運命を左右してしまうこともあるのだということを常に意識し、先入観を持たずに診療に当たるようにしています。この年齢だから、この病気なはずがないといった先入観が、病気を見えなくし、診断を狂わせてしまうことがあるからです。それと、待ち時間を少なく済むように心がけています。大きな病院ですと検査のために予約を入れたり、検査結果を知るまでにも時間がかかるものです。しかし私のクリニックでは混雑さえしていなければ、検査は当日に受けられますし、私が休みでない限り、検査結果もその場でお知らせしています。
―今後の展望をお聞かせください。
私は、他の医師とは少し違った道を歩んできましたが、その分得難い素晴らしい経験を多くしてきたと思っています。これまでに培ってきたキャリアを活かして、これからも医療と携わって、地域のみなさんのために良い医療を提供して行きたいと考えています。そして、私のキャリアをこれからの日本の医療を担う若い医師たちに伝え、後進の育成にあたっていくことが医師としての役目だと考えています。