

―患者さんと接する際に心がけていることをお聞かせください。
もはや常識ですが、インフォームド・コンセントを徹底しています。インフォームド・コンセントは最近の言葉のように思われていますが、外科では昔からやってきたことですので、私にとっては当たり前のことでした。ただし、表面上のインフォームド・コンセントであってはならないと思っています。患者さんの不安を一つ残らず解消するような説明をし、治療に対する正しい理解をしていただいてから治療を行うようにしています。病気を治すのは、あくまで患者さんの力です。医師である私は治療の手助けを行っているだけに過ぎないと考えています。
―先生ご自身が健康のために実践されていることはありますか?
腹八分目を心がけて、食べ過ぎないことくらいですね。あとは、深酒をしないようにしています。富士吉田市立病院で院長を務めていたころは、お付き合いでお酒を飲む機会が多かったのですが、元来お酒は強い方ではありませんし、翌日にまでお酒が残ってしまい、体調がすぐれないことも多々ありました。そのような経験から、現在は極力お酒を控えるようにしています。自宅でも晩酌の習慣はありませんし、会合など人が集まる席でも飲まないことが多いですね。口から入った食品が体を作るのですから、毎日理想的な食生活を送るとまでいかないにしろ、最低限、暴飲暴食は避けて、話題となっているメタボリック症候群にならないように気をつけたいものです。
―今後の展望をお聞かせください。
還暦を機にご縁をいだたき、溝の口で開業して1年半が経ちました。微力ではありますが、これまでの経験を生かして、また、健康づくりソムリエとして、健康に役立つ情報なども発信していき、この地域の方々の健康づくりに貢献していきたいと思っています。