用賀駅からほど近く、閑静な住宅街に建つ玉川台歯科医院。柔らかいクリームイエローで統一された待合室に漂うのは、ほのかなアロマの香りと映画音楽のBGM。治療を待つ患者さんにとって、心穏やかに落ち着ける配慮が施されている。「患者さんのために何とかしてあげたい!」と力強くおっしゃる院長の山田先生は、華やかな雰囲気の女性歯科医師。院長を交代され今年で18年目となり、長年の間ここに住まう人々の歯を見守ってきた。幼少の頃から、夜中の診察でもいとわない歯科医であるお父様の背中を見て育ってきただけに、その思いは誰よりも強い。インタビューに対し、こちらの眼をしっかり見ながら深く頷き、ゆっくり噛み締めるようにさまざまなお話を語ってくださった。(取材日2008年2月1日)
―待合室のほのかな香りはアロマですか?
あっ、わかりましたか? そうなんです。患者さんにリラックスしていただきたいと、アロマを焚いています。夏はミントで爽やかに、冬は元気を出してもらいたいから、オレンジなどの柑橘系のアロマをアレンジしています。香りだけでなく、待合室もクリーム色などの暖色系でまとめ、BGMも映画音楽にしているんですね。というのは、緊張して堅くなられていると、痛みを感じやすいんですよ。だから、リラックスしてもらって緊張を解いてもらってから、治療をします。実はこれも無痛療法のひとつなんです。
―雰囲気を大切にされているんですね。
そうですね。うちは私以外に4人のスタッフがいるんですが、アットホームな感じで接しています。おかげで用賀を引っ越されても遠くから来てくださったり、定期検診で来てくださったりと、いらっしゃるとゆっくりされていきますね。それも私が話好きだからでしょうかね。(笑)
―開業されたのはいつぐらいですか?
平成2年の5月に開業したので、今年で18年目ですね。大学を卒業後、3年間の勤務医を経て開業しましたが、最初はよそものでした。でもここ用賀は受け入れてくれる良さがある。今は和気あいあいと、接してくれています。小さい頃、こちらに住んでいたこともありこの地を選んだのですが、正解でしたね。