

―力を注がれている治療分野はありますか?
インプラント治療と、予防、そして院内感染を起こさないように努めています。特に予防として、定期検診が何よりも大切ですね。唾液検査をすることで、虫歯になりやすい方、なりにくい方がわかります。虫歯菌の数により、定期検診の時期も変わって来ますね。例えばあまりにも虫歯になりやすいお子さんには、食育指導まで行います。逆にほとんど虫歯菌がいなければ、定期検診は半年に一度でも構わないですし、患者さんそれぞれに合わせて指導を行っています。ただ、この唾液検査は保険外診療なので、ご希望がある患者さんのみ行いますが、治療しても半年に一度は虫歯ができてしまう方の場合には、お勧めしています。そして、万全の体制で院内感染を起こさないようにしています。診療器具や歯を削るタービンやエンジンをすべて*減菌し、個別に包装したものを使用。うがい用紙コップやエプロン、医師が使用するグローブも患者さんごとに使い捨てにしています。 *減菌…消毒をレベルアップし、細菌の数を0(無菌)にする方法のこと。
―虫歯が多いのは、何か理由があるのですか?
遺伝から始まるのですが、虫歯が多くなる年齢があるんですね。その時に、いかに歯を守ってあげるかが大事なんですよ。虫歯になりやすい方は、むしろ乳歯の時から虫歯が多いんですが、逆に虫歯が少ない乳歯の子は、永久歯になっても少ないです。いかに早い段階で口腔内をキレイにして、虫歯の進行を止められるかが大切です。
―虫歯が多いことと、食生活は関係があるのでしょうか?
もちろんです。ダラダラ食べることは良くありません。虫歯になりやすい環境自体を直してあげないと、せっかく治療してもまた虫歯になってしまいます。例えば年配の方で、喉が痛いからのど飴をなめ続ける方は、いくら治療してもすぐ虫歯ができてしまいます。仕事をしている方でも、ストレスで甘いものを食べてしまい、虫歯になってしまったり。甘いものは虫歯をつくるだけでなく、歯茎をも腫らしてしまう作用があります。食べてもいいんですが、食べたらウーロン茶でうがいをしていただくとか、ちょっとしたケアで虫歯は防げるんですよ。