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ポー・リー動物病院 佐藤征典院長 (1)

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晴れた日は病院の横で大きな陸ガメが甲羅干しをしていることもあるという、川崎市宮前区馬絹にあるポー・リー動物病院を訪ねた。病院名は愛猫のポーちゃんとリーちゃんから命名したという。可愛らしいロゴマークは、イラストが得意な院長自らがデザインし、院内の掲示スペースにも先生のイラストをそこかしこに見ることができる。院長の佐藤先生にお話を伺った。(取材日2007年4月3日)


やっぱり動物が大好きだから獣医師になった

―獣医師を志したのはいつ頃ですか?

小さな頃から、ヘビやカエル、クモなどが大好きで、動物たちが遊び相手になってくれていましたから、中学生になる頃には、将来なりたい職業の中のひとつに獣医師が入っていました。獣医師のほかには、手塚治虫さんの漫画「ブラック・ジャック」に影響を受けて、医師になりたいと思ったり、イラストを描くのが得意だったので、イラストレーターかデザインをする仕事にも憧れていて、中学・高校時代はその3つで迷っていました。3つの中で、獣医師を選んだ理由は、「やっぱり、動物が大好きだから」という一言に尽きますね。

―開業にあたり、この地を選ばれた理由をお聞かせください。

私の両親が田園都市線沿線に住んでいるため、身近に感じていたこともあって、2000年10月にこの地での開業を決めました。田園都市エリアは、私と同年代の若い世代が多いという印象を持っていたのですが、開業してからの実感としては、私の両親と同年代の方が多いように思います。若い世代と比較すると、動物たちに対して、ゆとりを持っておおらかに接しているように感じますね。ただ、たまにおおらか過ぎて、ワクチン接種やフィラリアの予防を忘れてしまったりする飼い主さんもいますので、獣医師として、予防の考えをしっかりと啓蒙していきたいと考えています。

―診療日記をつけているそうですね。

獣医師になったばかりの頃から続いている習慣で、その日に診察した動物のことを日記に書くようにしています。初心を忘れたくないという思いから、新人時代にカルテの他に自分の記録用として手帳に書き留めたことがきっかけで、かれこれ14年も続いている習慣です。勤務していた頃は、私が代診すると、思わず笑ってしまうような症例から、一刻を争う深刻な症例まで、とにかく特殊な症例が多かったために「特殊手術を呼ぶ男」とあだ名をつけられるほどでした。今となっては、貴重な症例に立ち会えたことは、自分にとって代え難い経験です。そのような特殊な症例から、日常的な症例まで、忘れることのないように細かに記すようにしています。手帳をめくれば、そのときのことが鮮明に思い出されますから、この手帳は自分にとっての財産とも呼べるもので、診療にも大変に役に立っています。



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