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診療の基本は、患者さんとのパートナーシップ
―診療の際に心がけていることをお聞かせください。
患者さんと同じ目線で、患者さんの気持ちになって、対等な関係を築きながら診療を行うことを心がけています。問診ひとつとってみても、私の聞き方ひとつで患者さんを深く傷つけてしまうこともあります。内科は患者さんから聞いた情報が診断の手がかりになりますから、どんなことでも話せるような関係でなくては良い診療はできません。生活習慣病は自覚症状がない場合も多く、患者さんの中には治療の目的を見失いかけてしまうこともあります。そんなときは目線が上の立場から叱ったり、なだめたりするのではなく、あくまで対等な関係のパートナーとして、患者さんとともに病気に立ち向かうようなスタンスを心がけています。
―在宅診療にも力を注がれていますね。
在宅診療は開業したら実現したい目標のひとつでした。通院が困難な患者さんの役に立つ医療を行いたいという気持ちと、早くこの地域のみなさんに溶け込みたいとい思いから、在宅診療を行っています。在宅診療は、患者さんの生活環境がよくわかりますので、患者さんそれぞれのケースに合わせた具体的な治療やアドバイスができます。例えるなら、外来が少しよそ行きだとしたら、在宅は普段着の診療と言ったところでしょうか。診療は患者さんの日頃の生活背景を知ることが重要です。いわば普段着の患者さんをよく知ることです。病気は今後も在宅診療に力を注いでいきたいと考えています。
―今後の展望をお聞かせください。
今後も、法制度の改正などで、医療は制約を強いられさらに厳しい状況になるだろうと予測されます。そのような中においてでも、質の劣らない良い医療をいかに地域のみなさんに提供できるかが、医師としての私の課題だと考えています。医療の世界は日進月歩で、これからは遺伝子治療などの夢の治療だったものが、身近なものになってくるのではないでしょうか。常に勉強を欠かさずに最新の医療知識と技術を身につけていたいですね。これからも地域のみなさんに貢献し、敷居の低いクリニックであり続けたいと思っていますので、気軽に相談に来ていただきたいですね。
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