


―診療の際に心がけていることをお聞かせください。
患者さんと同じ目線に立って、対等な関係で診療を行っていきたいと思っています。父から学んだことでもありますが、治療技術もさることながら、どんなことでも話していただけるように、話しやすい雰囲気を用意することも、大切なことだと思います。患者さんの考えや思いを知らなければ、その方に合った治療をできるはずがありません。押し付けや形式だけのインフォームド・コンセントではなく、患者さんが本当に理解し、同意してくださってから治療を開始することを心がけています。そして、私がコンセプトとして掲げている、ミニマル・インターベーション、すなわち最小限の侵襲療法で、「できる限り歯を削らない」「できる限り神経を取らない」「できる限り歯を抜かない」という治療を実践しています。
―日曜診療も行っているんですね。
ご家族全員のホームドクターが目標ですから、平日は仕事を持っている方でも来院していただけるように日曜の診療も始めました。天気の良い日曜に診療をしていると、楽しそうに道行くご家族の姿が目に入ったりして、うらやましい気持ちもないわけではありません(笑)。そんな行楽日和の日にも、治療のために来てくださる方がいるのだから、良い治療をしなくてはと身が引き締まりますね。
―今後の展望をお聞かせください。
歯科治療の分野は次々と新しい技術が登場していますので、新しくて良いものをいち早く自分自身で試してみて、良い治療法を積極的に取り入れていきたいと思っています。その一方で、スタンダードな治療も丁寧に行い、治療の基本に忠実でありたいと思います。私が向上心を忘れてしまえば、来てくださる患者さんの不利益にもなりますから、いつでも新しい引き出しを作っていき、患者さんに還元していきたいですね。昨日よりも今日の方が良い治療であるように、向上することを忘れずに、これからもこの地域のホームドクターとして、貢献していきたいですね。