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すすき野デンタルクリニック 岡崎雅子院長 (1)

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あざみ野駅からバスに10分ほど揺られ、すすき野の住宅街に建つ東急ストアへ向かう。平日の昼間から、お年寄りやお子さん連れのお母さん方でにぎわう店内。その最上階に、買い物袋を抱えた人々も多く訪れる『すすき野デンタルクリニック』はある。カラフルでおしゃれな待合室を抜けた先には、白くてまるい形の診療室。「コンセプトは"やさしい歯医者さん"なんです」と、ふんわりとした笑顔の岡崎雅子院長。丁寧に紡ぎだされるひとことひとことは実に謙虚でありながら、その奥には患者さんを想うまっすぐとした芯を感じた。(取材日2008年4月4日)


芸術も医療も、最終的には喜びを生み出すもの。

―はじめに、先生の小さな頃のお話をお聞かせいただけますか?

藤沢市の海の近くで生まれ育ちました。そんな環境下でありながら、私自身は根っからのインドア派(笑)。小学校に上がる前からピアノとバイオリンを習いはじめ、一時は「バイオリニストになりたいな」と考えていたこともあるんです。けれどすごく上までは到達できず、また中高生あたりから医療系の仕事に興味をもつようになり、最終的には歯科医の道を選んだんですね。バイオリンに関しては、今でもマイペースに先生のところに通い、趣味として続けています。私にとって音楽は、「自分との戦い」という感じかな。うまく弾けなくても、誰のせいにもできませんから(笑)。でもそれが楽しく、いい気分転換になっています。また、昔から絵を描くことも好きですね。

―芸術系から医療系へ。大きな方向転換ですね。

でもこうして日々診療していると、似ている部分も多いような気がするんです。たとえば、「どうしたら口を開けたときに歯が美しく見えるかな?」と考えるようなところは、ものづくりに近く、芸術的な観点が要されますよね。また演奏も治療も、最終的には人に喜んでいただけるもの。そんな点にも、うれしさとやりがいを感じています。

―大学時代、印象に残っているエピソードはありますか?

ちょうど臨床の勉強に入った5、6年生の頃、突然、母が倒れてしまったんです。入院生活を余儀なくされた母は、それまで通院していた歯科医院に行けなくなり、代わりに私が自分のできる範囲で少しずつ治療をするようになったんですね。すると3ヶ月後にはグラグラだった歯が治り、食べ物が噛めるようになり、それと同時に身体もみるみる回復していったんです。歯の重要性について身をもって実感したのは、そのときですね。



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