
| ←前 | 1 | 2 | 3 | 4 | 次→ ]
市ヶ尾駅から緩やかな坂道を歩くこと5分。ミナト歯科を訪ねた。待合室には子ども用のおもちゃがたくさん置かれて、飽きることなく順番を待てそうだ。待合室や院内の壁に飾られた花の写真はカメラが趣味の患者さんの作品なのだとか。患者さんとの交流の深さがうかがえるエピソードだ。院長の湊先生は、4人の女の子のパパでもある。お子さんたちをプールに連れて行って真っ黒に日焼けしてしまったと嬉しそうに語る姿が印象的だった。(取材日2007年8月7日)
歯が全身に及ぼす影響を考慮した治療を
―歯科医師を目指したきっかけを教えてください。
以前、ひどい喘息の発作を起こして、お医者様に診てもらい、とても良くして頂いたことがあります。その経験から医療に携わる仕事を就くことができれば良いと、小さい頃から漠然と考えてはいました。はっきりと歯科医師になろうと決めたのは、高校受験を控えて、どの学部に進むかを考え出した頃です。実は医師になりたいと思っていたのですが、学力的にそれが叶いませんでした。その分、歯だけでなく、歯が全身に及ぼす影響までを診ることができる歯科医師になりたいと考えるようになりました。
―力を注がれている治療分野はありますか?
一般的な歯科治療はもとより、顎関節症をはじめ噛み合わせの治療に力を注いでいます。顎の違和感があったり、大きく口が開かなくなったときに、どの診療科にかかればいいかわからないという声を聞くことがあります。スムーズに口が開かない、口を開けるときに顎の部分に音が鳴る、歯ぎしりの癖があるといった症状があるときは、一度相談ください。噛み合わせの不具合は放っておいてもよくなることはありません。肩こりや頭痛、腰痛といった全身的な症状を引き起こす原因になっていることもあります。ご自身では自覚症状がなくとも、顎関節症や噛み合わせに問題があるということもあります。
―奥様のめぐみ先生と担当する患者さんを分けたりされているのでしょうか。
妻とは大学時代の同級生で、卒業後に勤務した歯科医院も同じですから、歯科治療に対する考え方が一緒なので、意見がぶつかることはありませんし、互いに助け合いながら診療を行っています。私としては妻から女性の視点からの意見をもらうことができるので、随分と助けられることが多いです。一人よりも二人の医師が診療にあたる方が万が一の見逃しもなく、患者さんとってはメリットが多いと考えていますので、あえて担当する患者さんを分けることはしていません。ただ、妻は診療に出ている時間が午前中と限られてしまっていますので、時間的な意味で患者さんの担当が分かれてしまうということはあります。
| ←前 | 1 | 2 | 3 | 4 | 次→ ]