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医師としてできることを確実にやっていきたい
―医師になられたのは、お父様の影響でしょうか?
うーん。むしろ親の仕事を見ていて大変だなと思っていたので、父と同じ仕事は嫌だなと思っていたんですよ。周囲に親が医者だからおまえもなるんだろうと言われ続けると、さすがに反発があるわけですね。でも、高校生になって自分の進路を真剣に考えた時、その仕事が嫌いというわけじゃないことに気づいたんです。医師という仕事は、実は何よりもやりがいのある仕事ではないかと思いはじめて、気がついたら父と同じ道を歩いていました。
―医師という仕事の中でも、あえて同じ整形外科を選ばれたのはなぜですか?
医師という仕事は、内科系と外科系に大きく分かれるのですが、どちらに行くかは、手術に興味があるか苦手かだと思うんですね。その中で私は外科でメスが握りたかった。外科の中でも、やはり父と同じ整形外科を選んでしまいました。父の背中を見ていたからかもしれませんね。
―今後、クリニックをどのようにしていきたいとお思いですか?
ある程度余裕が出てくると、デイサービスや介護施設、老健施設など、介護のほうにまで手を広げていく整形外科のクリニックがありますが、僕は器用じゃないので、いろいろ広げていくと、それだけ今の患者さんに対してのケアが不十分になってしまうような気がします。自分の力を分散するよりは、今できることを濃密にやっていくことが自分には向いていると思うので、医師としてできることを今後も確実にやっていけたらと思っています。
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