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浜田歯科医院 濱田宣行院長・濱田ゆかり副院長 (1)

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藤が丘駅から国道246の方へゆるやかな坂道を上がってくと、格子の木の扉の浜田歯科医院が見える。歯科医院らしくないエントランスが、かえって人目を引く。院内は上品なインテリアでまとめられ、気持ちよく診療を受けられそうだ。院長の濱田宣行先生と副院長のゆかり先生は、一般歯科と矯正歯科のそれぞれの専門分野を生かしながらも、開業以来、予防に最大の力を注いでいる。12年という時間を経て、ようやく予防の結果が見え始めていると語ってくださった。(取材日2008年3月12日)


将来の健康を見据えて、予防に力を注ぐ

―歯科医師を志したきっかけをお聞かせください。

〔宣行先生〕
中学生の頃に交通事故に遭ったため前歯を失ってしまい、義歯を入れることを余儀なくされました。義歯であることが強いコンプレックスで、この前歯を何とかしたいという思いがいつも頭の片隅にありました。私と同じように歯のことで悩みをかかえている方の力になりたいと思ったことがきっかけです。
〔ゆかり先生〕
祖父、父ともに歯科医師という家系に生まれ歯科という仕事を身近に感じていました。父の働く姿は、大変そうではありましたが、いつも楽しそうで、やりがいを感じていることが娘である私にも伝わっていました。しかし、私が中学生の頃に父が突然の病で他界してしまいました。父と同じ道を選んだのは、父がどんな気持ちで治療をしていたのかを知りたいという思いもあったからかもしれません。

―治療上、大切にしている事、または特徴を教えてください。

〔宣行先生〕
一般歯科の治療はもちろんのこと、治療が必要とならないように予防に力を注いでいるのが当院の特徴です。この地域のみなさんの歯を生涯守っていきたいと、12年前に開業したときに、乳幼児を持つ親御さんを中心に予防の啓発を行ってきました。12年経った今、歯科医院は歯が痛くなってから来るところではなく、痛くならないために来る場所というように、みなさんの意識が大きく変わってきていることを実感しています。
〔ゆかり先生〕
歯列矯正は審美目的で始められる方も多いと思いますが、将来の歯の健康を見据えた、予防という意味で歯列矯正を行っています。

―思い出に残っている患者さんとのエピソードをお聞かせください。

〔ゆかり先生〕
歯列矯正治療は、数年に及ぶ長いお付き合いになりますし、患者さんの努力や苦労をよくわかるからこそ、どの患者さんのことも忘れられないですし、思い出に残っています。歯科医師と患者さんの関係を超えた、いわば家族のような親近感を覚えます。最近のエピソードでは、中学1年生で治療を終えた患者さんが20歳を超えて、また私のところに診せに来てくれたのです。事故に遭い顎をぶつけてしまったので、歯並びに影響がないか見て欲しいという相談でした。歯や顎には何の影響もなくひと安心するとともに、とっさのときに歯並びが気になる、その関心の高さが嬉しく思いました。私が診療を受け持っていた頃からの夢であった保育士になったという報告もとても嬉しいものでした。



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