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主人公は、患者さんひとりひとりなんです
―開業を選ばれた理由と経緯を教えていただけますか?
糖尿病に関しては、食べたり運動したり、生き方、人生背景、生きる目的、人間の様々なことに関わってくるんですね。非常に奥が深く、年を重ねて自分が成長すればするだけ、様々なことがわかってくる。そこで私は、サイエンスを基盤にしながら、自分の求める医療をやりたいと思い、開業を選びました。私の考えを直接患者さんにぶつけて、患者さんの人生観を直接聞いて、お互いに理想の線を引いていくというのが非常に楽しいんです。それは私だけでできることではなく、看護師さん、栄養士さん、スタッフ、家族、いろんな人が関わるチームとしての楽しさもある。その一環として、まずは私が患者さんと気持ちを共有したいと思い、食事の管理や運動を実践したんです。それでマラソンを始めたら、もうハマっちゃって(笑)。最初はジムの歩行ベルトの上を15分歩くこともできなかったんですよ。それが1年くらいしたら10キロを75分で走れるようになり、2005年にはトレーナーさんにおだてられて(笑)その年の12月にホノルルマラソンを完走しました。
―マラソンの魅力は何でしょう?
自分の体は、やったことに正直なんです。努力したら、した分だけ自分に返ってくる。最初のフルマラソンのタイムが6時間12分、翌年には5時間29分。自分の体が自分にご褒美をくれるんですから、やめられないんですよ。走るとアドレナリンが出ますから、気分を入れ替えられるし、頭の回転も良くなる。嫌なことや辛いことも「まあいっか」ってポジティブに思えるようになりますよ。
―先生の医療ポリシーは?
人間には、それぞれの人生、価値観、事情がありますから、それぞれの人生に寄り添う医療をしたいと思っています。主人公は患者さんひとりひとりなんですね。それにどれだけ私が寄り添えるか、その人に合った医療を提供できるかということを考えて、「私達(患者)の権利章典」と題した診療の指針を掲げました。患者さんと同じ目線で、状況や要望を察知し、それに合う治療の提案をしたいんです。
―こちらでは、どんな症状を診察してくれるのでしょうか?
一般内科、例えば風邪や花粉症、不眠症といった悩み全般をオールマイティに診察していますよ。あとは、女性更年期の症状や、季節の変わり目のストレスなど、どこに行ったらいいかわからないというような悩みの道整理ですよね。そして内分泌、ホルモンに関する相談や、糖尿病と甲状腺に関しては「任せなさい!」という感じです(笑)。
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