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奥沢駅から歩いて1分。院内には主に院長の白川先生の作品をはじめ、先生のお子さんの作品がたくさん飾られており、まるでギャラリーに足を踏み入れたよう。先生がセレクトした心地よい音楽と、アロマオイルの優しい香りに包まれ、歯科クリニックであることを忘れそうになってしまう。歯科治療が苦手な患者さんをなくしたいという白川先生の思いと優しさがぎっしりと詰まっている。リラックスして治療が受けられそうだ。(取材日2008年1月28日)
母の一言で天職にめぐりあえた
―歯科医師になったきっかけをお聞かせください。
高校生活も後半になり、進路を決めなくてはいけない時期にもかかわらず、自分が何をしたいのかわからずに迷っていました。切羽詰まって母に相談したところ、手先が器用であったことから歯科医師を勧められました。自分にとっては思いもよらない職業でしたが、私を一番良く知る母の言うことだから間違いないだろうと、歯学部へ進むことにしました。歯科医師になりたての頃こそわかりませんでしたが、5年、10年と経験を重ねていくうちに、歯科医師という仕事が自分にとって天職だと実感するようになりました。今となっては母の一言に感謝しています。
―得意とされている治療分野はありますか?
私のクリニックでは、手に負えないと言われ、行き場を失った患者さんの診察を行うことが多いのですが、私が診療してみると決して手に負えないケースではないことも多々あります。既存の治療法では手に負えないかもしれませんが、その患者さんに合わせて、少し治療を変えてみたり、根気よく丁寧に治療を行うことで、完治の可能性が見えてくることもあります。ほかではあまり取り入れていない治療を積極的に行ったり、自分のアイデアで既存の治療法をアレンジしたり、既存にはない治療を行うことを得意としています。
―難しい治療でも受け入れてくださるのはどうしてですか?
やはり患者さんに満足していただきたいからでしょうね。難しいケースだからこそ、私にとってもやりがいも大きいですし、患者さんの喜ぶ顔を見ることができた瞬間の感慨はまた格別です。難しいからとさじを投げることは簡単ですが、さじを投げられた患者さんは一体どうすればいいのでしょうか。患者さんの気持ちを思えば、私が出来る限りのことをするのは当然だと思っています。一度引き受けてしまった限りは、楽ではありませんが、患者さんからは「先生は難しいと言っているけど、顔が楽しそうですね」と言われることもあるくらいですから、高いハードルを超えていくことが元々好きなのかもしれませんね。
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