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岡本歯科クリニック 岡本 広院長 (3)

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快適に安心して治療が受けられること、患者さん自身を治さなきゃ

―なるほど。歯科医師であることも街空間づくりの一環なんですね。

そうです。街空間づくりをしていると、うちの存在意義が出てきます。歯科医師って、技術を優先するでしょう? 私はこうやってますって。でもそうじゃないと思うんですね。患者さんの需要のなかに、自分の特技がなかったら、意味ないじゃないですか。私は街空間づくりを通して、それを探っているんですよ。だからといって、技術は誰にも負けません。技術的なものは当たり前で、何よりも大切なのは、患者さんが快適に安心して治療が受けられることだと思うんです。そして、病気を治すのではなく、患者さん自身を治すこと。患者さんが持っているものは病気だけじゃなく、生活、思い、すべてがあってこそ、その人なんですね。その人が何を考えているのか、それを考えるのが創造力なんです。だからこそ、冒頭にも申し上げましたが、医師と患者の間に壁はいらないんです。

―尾山台を愛される岡本先生、こちらがご出身なんですか?

いいえ、開業して26年になりますが、私は蔵前という下町で育ちました。私にとって尾山台は、感覚的に明るかったんですね。地域も人も含めて、輝いて見えたんです。私は未完成が好きなんですよ。そういう意味で、当時の尾山台は未完成で自由だった。私の未来はここにあると感じ、ここ尾山台で開業しました。

―蔵前にいた時は、どのようなお子さんだったのですか?

ガキ大将でしたね。とはいえ、私、頭いいんですよ。小学校の時は学年で一番でしたから。中学高校も開成に行きましたが、いつも底辺、落第スレスレでしたね(笑)。実家はクリスマスツリーなどデコレーションツールを扱う問屋だったんですが、兄弟がたくさんいたので、働く場所もないから医者か歯医者になりなさいと、小さい頃から言われていたんです。遊びにしても工夫はしていたかな。今と同じく、創造性を持って遊んでましたね。

―ご実家と全然違う仕事で、とまどいはなかったですか?

全然なかったですね。医者が特別な仕事だと思ったことってないんです。いや、医療だから特別という感覚を持ちたくなかったというのが正解かな。だって、病気は医者が治すんじゃない。医者は治ろうとしている患者さんの手助けをしてあげるだけです。こちらこそ、治療に来ていただいてありがとうございますと、お礼を申し上げたいです。


―先生よりみなさんへ何かメッセージはありますか?

want(欲する)で行きましょう。wantを現実でやると、ぶつかり合ってしまう。あなたの未来の白いキャンパスに、思う存分描いてください。未来でwantしましょう!



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