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幅広い知識を身につけ、個々に応じてベストな治療を提供したい。
―問診の際に気をつけていらっしゃることを教えてください。
患者さんに対して精神誠意で接し、真正面から向かっていくことを心がけています。とくに初診の方の場合は、病歴や薬の副作用、アレルギーの有無などについて、細かく聞いていますね。問診のときはとにかく話に集中し、患者さんがお帰りになった後、伺った内容を一気にパソコンで打ち込んでいくようにしています。さらに治療に関していうと、どんな分野にもアンテナをはりめぐらし、日々できるだけ多くの情報をキャッチできるように努めています。開業してからは、さまざまな分野の勉強会などに声をかけていただけるようになったんですよ。できる限り自分の苦手分野を積極的に学ぶようにしています。といっても「僕がすべての疾患を治します」という意味ではなく、重要なのは患者さんにとってベストな治療とは何かを見極める力。その分野のベストな医院、病院をすぐに紹介するようにしています。
―現在、特に力を入れていらっしゃる治療はありますか?
生活習慣の改善です。そのなかでも一番大きなウエイトを占めるのが食事なんですけれど、ここは僕の見えない部分ですし、効果が出るまでに時間もかかるので、なかなか難しいんですよね。最近は普通に“メタボ”なんて言葉を聞きますが、そのひとつの改善法として、「食事日記」をつけてもらい、日々の食生活のアドバイスをさせていただいています。また、うちには内臓脂肪を図れる機械があるので、そういったものを利用したり、図鑑や模型を使いながら、患者さんが自分の置かれている状況を目で直視できるような工夫をしています。また遺伝子レベルから動脈硬化に陥るリスクを判定し、食事、運動療法ができるようなシステムも整えています。少しお金がかかりますが、一生に一度の検査なので非常に有意義な内容と思っています。
―開業してもうすぐ1年。お忙しいと思うのですが、ストレス解消法は?
週1回のテニスと子供と遊ぶことかな。子供はまだ小さいんですけれど、休日にはプールに行ったり、野球をしたり、近くの公園をいくつかローテーションして回っています。なるべくオンオフをちゃんと切り替えるように心がけていますね。
―最後に、この先の医院づくりについてお聞かせください。
あまり背伸びせず、焦らずに。少しずつでも着実に地域医療に貢献できたらと思っています。患者さんが何でも気軽に相談できる医院を目指したいですね。そしてもう少し余裕ができたら、自分のなかで何かテーマを決めて、学会発表できるような研究をしていきたいなと考えています。
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