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駒沢大学駅から歩いて約5分。国道246沿いにあるビルの中に、「染小歯科医院」はある。ビルの地下一階が手術室、その上が診療室と、目的別にフロアが分かれた院内は清潔感にあふれ、随所に衛生面への配慮が伺える。ここには、歯科医院へ行くのが怖い"歯科恐怖症"の患者さんも多く駆けつけるとか。開院して以来20数年、痛みの少ないこわくない治療と歯の美しさを追及し、多くの人たちの歯の悩みを救ってきた染小元廣院長。先生の言葉から、一歩先をいく歯科医院の形が見えてくる。(取材日2007年1月16日)
「痛くないように、こわくないように」がモットー
―歯医者としてのやりがいを感じられるのは、どんなときですか?
たとえば、歯医者がこわくてがちがちに緊張していらっしゃる"歯科恐怖症"の患者さんってけっこう多いんですよ。そういった方が繰り返しちゃんと来てくれて、最終的に全部の治療を終えたときは、すごくうれしいですよね。歯科恐怖症の方かどうかは、拝見すればすぐに分かりますよ。表情をこわばらせて話をしてくれないのもよくあることですし、口の中も長いこと手入れされていない場合が多いですからね。
―患者さんの不安はどのように取り除いていらっしゃるのですか?
治療に入る前に、今はどういう状態で、これからどんな治療を行うのかなどの説明をしっかり行います。そのプロセスをきちんとすればするほど、患者さんは心をひらいてくれるんですね。ただ気をつけなければいけないのは、医者が100%説明したつもりでも、患者さんには、20%や50%しか伝わっていないケースもよくあるということ。そこでうちでは、患者さんとの間にすれ違いが出ないよう、治療経過をビジュアルで分かりやすく解説するための機械を導入し、費用を含めた治療内容を書面にしてお渡しするインフォームドコンセントも徹底しています。全身全霊で取り組んだ治療に対して「こんなはずじゃなかったのに!」と言われてしまうのが、一番こわいですからね。
―特に手術前は、患者さんの緊張も高まりますよね。
そうですね。うちは手術室と診療室を別の階に設けているんですが、手術室に関しては、気持ちの落ち着ける音楽を流すなどして、できるだけリラックスできるような工夫をしています。ちなみに手術室は、完全滅菌に近い形をとっています。どんな治療においても、衛生面には細心の注意を払っているんですね。たとえば、いかなる道具も使い回しはせず、患者さん一人一人に専用の滅菌パックをつくり、そこに入れた道具を使用しています。
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