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分業することで、より内容の濃い診療を。
―等々力歯科室ならではの特徴はありますか?
2年ほど前から、クリニカルコーディネーターという役職を置いているんです。僕と患者さんの間に入って、より密なコミュニケーションを専門に行う人ですね。特に昔は歯科医院というと、一方的に治療をして「はい終わりました」というスタイルのところが多く、患者さんの声をじっくり聞く機会って少なかったと思うんです。でも患者さんはおそらく通院に際して、治療費のこと、歯以外の身体のこと、ご家族のことなど、いろいろな心配事があると思うんです。そういった相談にのったり、詳しい治療内容をご説明する役割を担っています。また、治療についての感想や要望なども、僕が聞くより素直に答えていただきやすいと思うんですね。クリニカルコーディネーターは、治療のときには助手として常にそばで見ていますので、すべてを把握している存在です。仕事を分担することで、コミュニケーションも治療も何一つおろそかにせず、より内容の濃い診療ができるのではないかなと思っています。
―特に力を入れていらっしゃる診療分野があれば、教えてください。
インプラントなどの技術革新も大切だと思うんですけれど、それ以上に、そういった技術を使わないで済むような"予防"に力を入れています。ただ、予防というのはまだ痛くない段階で行うものなので、患者さんは一回一回の変化や、来院の目的がわかりにくいんですね。そこでうちでは、"予防の流れ"をシステム化して図にしてお見せし、「今日はここ、次回はこのステップです」というような説明を行うようにしています。また、患者さんの口の中の写真を撮ってすぐにパソコンのモニターで映し出ししたり、前回との違いを数値化してグラフに起こしたりすることで、予防に対する意識を高め、やりがいをもっていただけるような工夫をしています。
―先生にとって歯は、どんな存在だとお考えですか?
歯が1本抜けたからといって「大したことないや」と思われる方もいるかもしれないんですけれど、目や鼻と同じで、大切な臓器のひとつだと思うんです。失ってしまうと健康を害してしまう恐れもあるんですね。治療の際は、削ったりかぶせたりする前に、本来の歯を残すにはどうしたらいいかを第一に考えるようにしています。そこは予防の重要性にもつながる部分なんですけれど、日頃から"健康的で快適な口腔内を維持すること"を当院のモットーとしています。
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