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祖母の入れ歯への不満が、歯科医師になるきっかけに
―歯科医師という仕事を選ばれたきっかけをお聞かせください。
正直、高校2、3年までこれといって何になりたいというのがなかったんですよ。特に体育会系でもなく帰宅部で、日々友達と遊んだりした楽しい思い出がいっぱいの高校時代でしたから(笑)。でも小さい頃から親には、女性でも何か手に職をつけなさいといつも言われてたんです。そして、身近では祖母がいつも入れ歯の不満を漏らしていたんですよ。今思えば、それがきっかけかと思います。
―もしかしたら、それが口腔ケアの大切さに気づかれた原点ですか?
まさにそうですね。祖母の介護の期間が長かったですし、うちの場合は近くに専門の方がいなかった。それで、ああ、自分がなればいいんだと思ったんです。介護を目の当たりにすると、いつか自分もお世話になるんだ、遠い将来じゃないんだと。往診に伺うと、戦争の話をされるお年寄りもいらっしゃいます。今まで頑張ってきてくれた先輩方に少しでも還元できたらいいなと思いますね。
―お休みの日はどのように過ごされていますか?
もっぱら、たまった家事をこなしていますね。後は子供と遊ぶことかな。最近、家庭内でカードゲームのUNOが流行っています。子供たちが成長して、やっとこういうカードゲームができるようになったということもあり、楽しいですね。子供相手だからといって、手は抜きません。真剣に闘ってます(笑)。
―診療の際、心がけていることはありますか?
患者さんに理解していただくということでしょうか。説明しても緊張のせいか、わからなくてもわかりましたと言ってしまう方が多いと思うんです。「何をしてほしいのか」「何がお困りなのか」納得するまで、たくさんお話していきたいんですね。話をしていくなかで不安がなくなれば、いい関係で治療が進められると思いますし。せっかく来ていただいたので、院長も私も家族ぐるみのような気持ちで診察できたらと思っています。
―今後の展望をお聞かせください。
一度でも自分が治療した歯については、きちんと責任を持ちたいと思っています。地域の皆さんに信頼していただける歯科医院にしたいですね。
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