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患者さんが何を求めているのか、お互いが納得したうえでの医療を
―患者さんにそれだけ慕われるとは、何か秘訣があるのでしょうか?
[院長先生]うーん。施設で選ぶとしたら、うちは古い歯医者さんというイメージでしょう(笑)。表から見たらキレイじゃないし、階段登らなきゃいけないし。いくら高くてもいいから、いい入れ歯を入れてくれとおっしゃる方がいるんです。でも、値段の問題じゃない。僕は普通の入れ歯でいいと言うんですね。家に例えると、床柱に高価な柱を入れる。オークのいい扉を入れると、しっかりしてるから持ちますよ。家にしても歯も同じです。医療というのは、見た目よりも何よりも一番考えなきゃいけないのは、その人自身なんです。そのなかで一番大切なのは、患者さんとのコミュニケーションだと思うんです。最新設備には追いつかないけど、それだけはどこにも負けない。その人に合った医療を、その人に合った入れ歯を薦めるべきなんですよ。
[守文先生]今は患者さんのデンタルIQも高くなってきています。歯医者の数も多いし、イヤだったら別のところへ行けばいいやと考える人もいると思うんですね。患者さんがいかに信じて来てくださるか。そういう意味では患者さんが何を求めているのか、コミュニケーションをとりながら、治療を進めていきます。その繰り返しですね。
―6名のドクターがいらっしゃるそうですが、それぞれ得意分野があるのですか?
[守也先生]私はすべてです。私がすすき野に来てから、お年寄りの患者さんが増えたんですよ。50年のキャリアで歯科医療をしています(笑)。長年診ていれば、口の中を見ただけですぐわかります。この人はまだ若いですから、まだまだですよ。
[守文先生]はい、修行中です(笑)。僕は一般歯科はもちろんですが、インプラントが専門です。水曜日に女性の小児歯科の先生が来ますので、もうてんやわんやの大騒ぎ。院内はお子さんでいっぱいですね。専門のインプラントは日々進歩しているので、昔のやり方だとついていけない。かといって、先走ってもいけないんです。20年前にインプラントが始まった頃は、症例も少なく、どこかに心配があったから手を出さなかったんですよ。ある程度経ってもう大丈夫という確信を得てから、始めたんですね。今は技術も進歩しました。慎重に精査し、大事なところをしっかり見極め、無理をせず治療をすすめるようにしています。
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