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釣りも診察も楽しくやらなきゃ
―医師を目指されたきっかけをお聞かせください。
[院長先生]本当は新聞記者になりたかったんですよ。それも海外特派員。海外の現場を走りまわったりしたかったのだと思います。でも高校時代の同級生に、文学が苦手なのに新聞記者なんて大間違いと言われて… 文系がダメとなりゃ、理系しかないでしょ。たまたま先輩に外科医がいまして、「秋山〜 外科医になって、人を助けるのはやりがいがあるよ」と言われて、じゃあ外科医になってみようかなと(笑)。でも歯科医の叔父が、当時あまり身体が丈夫じゃない私を見て「医者になってもいいけどなあ。意外に重労働だから体が心配だ。」と忠告され… じゃあ叔父と同じ歯科医になろうと思ったんです。でも歯科医も大変でしたね。当時は1日70〜80人診察していましたから。
―お休みの日は、何かなさっていますか?
[院長先生]実は多趣味なんですよ。ゴルフ、テニスなどいろいろやっていましたが、最近はもっぱら釣りです。杉並魚心会の会長をやっていまして、日曜日はほとんど釣りに行っています。1年に4回は、杉並の子供たちと一緒に釣り旅行に行くこともありますね。
―入口に学校保健功労者という表彰状がありますが、こちらはどういうものなんですか?
[院長先生]8年前に東京都の教育委員会からいただきました。50年間、学校の校医を務めておりまして、特に何をやったというわけではないんですが、こういう表彰って携わっていた長さなんですね、きっと(笑)。今もやっていますよ。
―今後の展望をお聞かせください。
[院長先生]釣りにしても仕事にしても、人間関係が一番大切だと思うんですね。釣りをやっていても"オレが絶対優勝する"という人は、本人はおもしろいでしょうけど、人は付いてこない。競争したっていいんです。でも、楽しくなきゃね。
―そういった先生の姿勢が伝わるから、院内が和やかな雰囲気になるんですね。
[篠田先生]堅い感じがないので、僕らも仕事がしやすいんですよ。間違っていてもガンと怒る先生と、院長みたいに優しく教えてくださる先生がいます。言い方ひとつで全然違いますから、すごく勉強になりますね。たまに院長にガンと言われると、心優しい先生がそこまでおっしゃるということは、僕らも内心まずいなとわかりますからね。
[院長先生]儲けようとは思わないのね。みんなが育ってくれて、患者さんにも喜んでもらえたら、もうそれだけで充分です。楽しみながらやっていきたいですね。後任もいますから、私はそろそろ引退しないと。でも、おじいちゃんおばあちゃんだけはしょうがない。先生、頑張ってと言われていますし、最後まで私が診ますよ(笑)。
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