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患者さんをはじめ、スタッフならびに出入りの業者まで禁煙を徹底
―どのような少年時代でしたか?
ひとりで本を読むのが好きな子供でしたね。学生時代はスポーツやチームプレーもがんばろうと考え、剣道部やラグビー部に入ったりしたんですが、団体行動に向かない人間なので、どれも1年ぐらいで辞めちゃいました(笑)。 準備体操とか、みんなと同じ行動をするのが苦手なんですよ。こういう人間だと、団体のなかで仕事をするサラリーマンは難しいですよね。親がそういう性格を見極めたのか、「手に職をつける仕事がいいから、医者になってみたら? 人に頭を下げなくて済むし。」とアドバイスされたんです。 大好きだった作家、どくとるマンボウ航海記で有名な北杜夫(精神科医)のように、医師になれば船医になって世界中を旅したり、探検隊に参加することもできれば、大学で研究もできます。幅が広い仕事ですよね。
―こちらのクリニックは禁煙を徹底されているとお聞きしましたが。
患者さんはもちろんのこと、スタッフをはじめ出入りの業者さんにも喫煙者の来院はお断りしています。喫煙者でどうしても診療を受けたいという患者さんには、初診後3カ月以内にはたばこをやめていただくよう、お願いしています。というのは、私自身がたばこの煙が大嫌いというのもありますが、これから病気の治療を受けようという患者さんがたばこを吸うというのはまさに火に油を注ぐようなものなのです。たばこは内臓だけでなく関節や軟骨などの身体のあらゆる組織の老化を促進させますし、骨粗鬆症の大きな原因にもなります。また、リウマチの治療薬にたばこが加わると肺への毒性が強くなり、肺炎などの感染症による死亡率がかなり高くなるんですよ。何しろ、禁煙するとご飯はおいしくなるし、いいことづくめですから。また、喫煙者お断りと宣言すると、本当に治りたい人だけが受診してくれるので治療も進めやすいのです。 たばこをやめた患者さん当人はもちろんのこと、伏流煙に悩まされていた患者さんの家族にも感謝されています。
―今後どのような展望を抱いていらっしゃいますか?
非常に多くの患者さんに来ていただいているので、正直、僕と野末先生の2人では限界が来ています。そのためには、僕らの治療方針に賛同していただけるドクターに来ていただけたらと考えています。頼もしい仲間になってくださるドクターとともに、自由が丘整形外科方式の関節治療を広めて、さらに多くの患者さんが痛みから解放されるようになるといいですね。
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