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姿勢や表情など、小さなところに治療のヒントが隠れています。
―トータル的な観点で行う診療について、患者さんの反応はいかがですか?
去年いらした患者さんなんですけれど、歯を見るとすり減っている部分が多く、くいしばりが強そうだったんですね。「これでは眠りも浅くないですか?」と聞いたら、やはりその通りらしく、ちょっとした装置をつくって差し上げたんです。それから1〜2週間後にいらした際に「こんなに寝たのは生まれて初めてだ」とおしゃっていただきました。「その分がんばれますね」と言ったら「それはどうかな」と笑っていらっしゃいましたけれど(笑)。また別の患者さんで、歯と同時に身体の痛みも治った方がいらっしゃいまして、「もっと早く先生に出会っていればよかった」というお言葉をいただけた時は、とてもうれしかったです。
―問診の際に特に気をつけていらっしゃることはありますか?
患者さんの表情や姿勢をよく見るようにしています。左右の目の大きさの違い、口の動かし方、しわの入り方・・・そういうところには筋肉のバランスの歪みが現れるんです。患者さんの悩みを解決するヒントも、そういった部分に隠れているケースが多いんですね。また、何事にも先入観をもたず、じっくり話を伺うようにしています。たとえば詰め物がとれた患者さんがいらしたとしたら、取れて痛くて困っているのか、それとも沁みて困っているのか、見た目が悪くて困っているのかなど、詳細まできちんと把握した上で治療方針を考えていきます。ちなみにゆっくりお話ができるよう、当院では時間予約制をとって、お一人につき最低1時間は診療させていただいています。たまに治療すべき部分がたくさんあって、患者さんの時間にも余裕がある場合は、途中でお茶を飲んだりして休憩をはさみながら、2時間ほど診させていただくこともあります。
―土日も診療されているのですよね?
たとえば会社を退職されたご年配の方で、「時間の余裕もできたし退職金も出たし、そろそろ歯でも治そうかな」といった感じで来院される方がいるんですね。診察すると、すでに歯がボロボロになってしまっている場合が多いんです。おそらくそれまでは歯医者に行く時間もなかったんだろうな、今までがんばってきたのに気の毒だなぁと思う気持ちもあり、うちでは平日働いていらっしゃる方のために開業当初から土日も診療しているんです。結果、平日よりも土日の方が忙しい状況ですね。たまに学会やセミナーが入ってしまった場合は、事前にホームページでお知らせして、休診とさせていただいています。
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