


―患者さんと接するときに心がけていることはありますか?
患者さんが言いづらいことや、言いたくても言い出せないことがないだろうかということを念頭において、患者さんの表情を読み取りながら、診療を行っています。美容系のクリニックでは、初診の時だけ医師のカウンセリングあり、その後の再診日はほとんど医師の診察がないというクリニックも多いようです。当院では初診時に十分なカウンセリング時間を確保し、形式だけのカウンセリングではなく、中身のあるカウンセリングを行っています。治療中もレーザーの出力の設定や注意点など含めそれぞれに応じて医師が反応を確認するようにしていいます。 また患者さんの希望がある場合や必要がある施術の場合、施術後のカウンセリングも行うようにしています。何度も私と顔を突き合わせることになるため、患者さんのなかには、放っておいてほしいと思っている方もいるかもしれませんね(笑)。もうひとつは、極力痛みのない治療を行うことです。痛みを我慢した分だけ効果があるという考え方はナンセンスです。リラックスして快適に治療を受けていただきたいというのが私の願いです。
―休みの日はどのように過ごされていますか?
大学病院で磨いてきた形成外科医の腕を鈍らせないためにも、週1回のペースで両国にある総合病院で一日中、形成外科の手術を行っていますし、それ以外の日は、大学で「ケロイドと肥厚性瘢痕の酸素消費比率」というテーマで研究を進め、論文を書いています。なかなかのんびりと休めないのが実情です。忙しい最中にも、開業祝いでいただいた花や盆栽の手入れをするのが、よい息抜きになっています。のんびりと休む暇がなく、忙しい日々ですが、大学時代にアメリカンフットボールをやっていたこともあるだけに、体力と根性だけには自信があるので、これくらいの忙しさが私にはちょういいかもしれません。
―今後の展望をお聞かせください。
ありがちなフレーズかもしれませんが、常に新しい治療法を取り入れながら、患者さまにとって無理のない価格で提供して、このエリアの美容の発信地になれたらいいですね。日常とは少し離れて、ご自身を解放して存分に癒されてほしいという気持ちから、少しだけ贅沢を味わえるクリニックでありたいと願いつつも、お子さんと一緒に気軽に来られる場所でもありたいと思っています。女性にとって、美しくなることは、何にも代え難い最高の癒しになると考えています。治療や施術を終えて、ホッとした表情で優しいお顔になって帰る姿を見ることが、私にとっての最高のやりがいです。これからも一人でも多くの女性がホッとする姿を見守っていけたらうれしいですね。