日本国内では、冬から春先にかけて見られる、インフルエンザウィルスの感染による病気です。潜伏期間は1〜3日で、A・B・C型の三種類があります。
38度以上の発熱、頭痛、筋肉痛、咽喉の痛み、鼻汁などの症状が出ます。肺炎や髄膜炎、中耳炎などを合併することがあります。
臨床症状や地域的流行からインフルエンザが疑われた場合、確定診断をするためには咽頭ぬぐい液からのウィルスの分離や血液検査で抗体の確認が必要ですが、日数を要するため、通常は迅速診断キットによって診断を下します。
抗生物質のタミフルやシンメトレルによる治療が基本です。対症療法として、解熱鎮痛剤なども用いられます。
完全に回復するまでには数週間かかります。老人や子供、慢性疾患のある人は、事前にワクチンの接種を受けておくとよいでしょう。感染したら安静と水分補給を心がけます。学校は出席停止の扱いで、治って登校する時には医師の治癒証明が必要です。