嘔吐を繰り返す病気で、2歳から小学生くらいの男児に多くみられます。風邪や心身のストレスなどの理由で食事がとれない時に、代謝に障害が生じ、血中のアセトン(ケトン体)が増加しておこる病気です。
急に元気がなくなり、嘔吐を繰り返します。顔色が悪く、無表情になったり意識が朦朧としたりすることもあります。幼児では40・/dl以下の低血糖になります。ケイレンを起こす場合もあります。
尿検査で、ケトン体の量を測定します。
嘔吐の回数が多く脱水症を起こしそうな時は、入院して点滴による治療を行います。家庭では、イオン飲料などを少量ずつ与え、心身の安静を心がけます。
尿検査でのケトン体の値が正常になって、嘔吐がなくなり食事が出来るようになれば回復したと言えます。ほとんどの場合、年齢が上がると症状は軽くなり、嘔吐を起こさなくなります。年齢が低いうちは繰り返し起きることが多いので、規則正しい生活を心がけて睡眠を充分にとらせ、ストレスをため込まないように気を配るなど、心身の健康に注意しましょう。食事を抜くことは禁物です。