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アゼリア・スタイル

アゼリア・ストーリー 第1回
雨宮美穂さん (アクセサリーデザイナー)

工具を使って針金を切ったり曲げたり・・・完成したアクセサリーの優美さとはかけ離れ、力仕事が要求されるのがビーズアクセサリーの製作の現場なのだと、今回取材を通じて実感した。「私は職人ですから・・・」と彼女が言うのも確かにうなずける。ビーズアクセサリーデザイナーとしてオリジナルアクセサリーをデザインから製作まで手がけ、開催する展示会では、瞬く間に予約済みになってしまうという雨宮美穂さんは、ご主人と2人のお子さんの4人暮らし。もちろん家庭の仕事もこなしている。現在ではプライベート・アクセサリーブランド“Homi Home"の主宰として自宅レッスン教室も開催。「ここは私の工房や教室でもあり、子供が勉強するスペースでもあり、家族の団欒の場所でもあるんです」というご自宅のリビングでお話を伺った。(取材日2007年12月11日)

“ビーズーアクセサリーデザイナー"自分にこんな肩書きがつくとは夢にも思いませんでした

▲「幼い頃から色の世界に興味がありました」

―現在の活動をされるきっかけや、ビーズアクセサリーデザイナーに至るまでのお話をお聞かせください。

私は幼い頃から、色の世界に興味がありました。幼い頃、母の作ってくれる色とりどりのお弁当がいつも楽しみでしたが、今思えばそれも“色"の世界に興味を持っていたからかもしれません。しかし、本格的にデザインや絵などの勉強をしていたわけではありません。普通にOLを経験、その後結婚し、子供も生まれ専業主婦として生活していました。その頃です、ビーズアクセサリーに出会ったのは。趣味として続けるうちにだんだんと、自分でデザインすることや天然石の魅力に惹かれていきました。思い立ったら行動して形にしないと気がすまない性格なんですね(笑)。“色の勉強がもっとしたい"と思い、2003年にカラーコーディネーターの資格を取得しました。

その後 “もっと本格的なビーズアクセサリーを作ってみたい!"と思い、技術を磨くためにビーズアクセサリーの認定資格取得に踏み切りました。そして認定資格を取得したのが、2年前です。私のデザイン手法は、まず、その人に似合う色と、イメージにピッタリの天然石やビーズを選び、並べながらイメージを形にしていく、というものなので、色へのこだわりやカラーコーディネートの勉強は今になってとても役立っています。

▲「たくさんの方々の協力を頂きました」

たくさんの人との繋がりで形になった“Homi Home"

―ビーズアクセサリーブランドとしての“Homi Home(ホミホメ)"を立ち上げるまでのお話をお聞かせください。

ビーズアクセサリーの資格を取得した後、お友達に頼まれて、ターコイズでネックレスを作ってあげたんです。自分でデザインして作ったものを他人にプレゼントしたのは初めてでしたが、とても気に入ってくださって。彼女が喜んでくれたことが、私自身もとても嬉しかったのを覚えています。その後、彼女が周りのお友達に宣伝してくれまして(笑)。お友達のお友達・・・と言った感じで、クチコミで“作って欲しい"という依頼が次々と増えていきました。「皆さんに喜んでいただけるんだったら形にしてみたら」という周りの方の意見ではじめたのが“Homi Home"です。“Homi Home"は、展示会や販売しているアクセサリー、その他レッスンについての情報や、もちろんオリジナルアクセサリーのご注文がいただけるウェブサイトとしてスタートしました。

▲「思い出深い第1作目の作品」

実はネーミングとロゴマークも主人が考えてくれました。“Homi Home(ホミ ホメ)"とは家族が大好きなハワイをイメージして、“美穂の家"という意味を込めた造語なんです。ロゴはフラを踊る女性なんですよ。

それからもたくさんの方々の協力を頂きました。ロゴをデータにしてくれる方がいたり、ホームページを作成してくれる方がいたり・・・色々な方のお力を借りてできあがったお店なんです。今もたくさんの方に様々な形で協力して頂いています。“Homi Home"を中心にネットワークが広がっていくことも、嬉しいことです。

▲「身につける方の個性を表現したい」

―デザイン・制作の際、心がけていらっしゃることはなんですか?

私はデザインする時に、それを身につける方をイメージして素材や天然石などを選びます。ただ単に身につけるアクセサリーというだけではなく、様々なシーンにおいて身につける方の個性をさりげなく、あるいは大胆に表現できるアイテムになるよう心を込めて作っています。また、天然石にはそれぞれ意味があるので、身につける方の心が癒されるようなものを作りたいとも思っています。

『しんゆり』はとても住みやすい街ですね。

▲「住環境や子育てには申し分ない地域です」

―お住まいとしての川崎、または活動拠点としての川崎についてお聞かせください。

川崎市に住み始めてからちょうど10年。出身は都内ですが、結婚を期に新百合ヶ丘に引越してきました。実は引越す前から新百合ヶ丘周辺に知人がいて素敵な街だな、と思っていました。自分が妻として、母として、この街での生活をスタートして、あらためて住環境や子育てには申し分ない地域だと確信したんです。事実、私自身こうした活動ができているのも、この地域だからこそだと思います。

一人の主婦が何かを始めようとしたとき、周りに協力してくれる方がいなければ何もできません。子育て中の同じ環境にいる女性達の輪が広がりやすいという点でも、この街はとても魅力的な街です。幼稚園のママ友達から始まり、子供達も大きくなってしまった今、子供抜きでもお付き合いできるお友達がいることは大変心強いですし、これからの人生で大切な宝物だと実感しています。

これからも私のビーズアクセサリーを通じて、同年代の女性だけでなく、若い方やお年寄りの方など、新しい繋がりを広げていくことができればいいなと思っています。

* * *

雨宮美穂 PROFILE

ビーズアクセサリーデザイナー、プライベート・アクセサリーブランド "Homi Home" 主宰。
カラーコーディネーター、 ビーズスキル認定講師、 ビーズアートステッチ認定講師の資格取得後、オリジナルビーズアクセサリーのデザイン、製作を行う。オリジナルデザインは数百種類を超え、その個性的且つ大胆なデザイン性と、着ける人をイメージしたカスタマイズデザインが好評を呼ぶ。

・URL:"Homi Home" オフィシャルホームページ

王禅寺ふるさと公園

市制60周年を記念して計画されたこの公園は多摩丘陵の豊かな自然を生かし、水と緑をテーマとして作られた公園で、多目的広場、芝生広場、遠見の広場、多摩川をイメージした流れ、自然林を生かした散策道、富士山を眺望できる展望広場等があり、多くの人に利用されています。

・川崎市麻生区王禅寺528−1
・小田急線柿生駅から市営バス「柿04、溝17」系統で「梨木団地入口」下車
・URL : 王禅寺ふるさと公園
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