アゼリア・ストーリー 第2回
ちょっきんず (シンガーソングユニット)
多いときは100人位のファンが
― 「ちょっきんず」をスタートさせた経緯は?
■ まりんちょ:最初は私(長女)と「ゆみんちょ(次女)」の二人ではじめました。その後「さきっちょ(三女)」の大学受験が終わったので、3人で歌う今のスタイルになりました。川崎駅周辺で路上ライブを繰り返しているうちにだんだん聞いてくれるファンの方が増えてきて。毎週金曜日に路上ライブをしているんですけど多い時は100人位のファンの方が来てくれるようになりました。
オリジナルソング「川崎」が転機に
― ブレイクしたきっかけは?
■ ゆみんちょ:やっぱり「川崎」って言う曲を書いたことかな?「川崎」をリリースした後、川崎市内で開かれる色々なイベントとかに呼ばれるようになって。かわさきエフエムのパーソナリティも担当させてもらえるようになったし。「川崎」って曲がひとつの転機になったことは間違いないと思う。
夜の産業道路は宇宙ステーションみたい
― 「川崎」って曲はどんな思いを込めて作ったの?
■ さきっちょ:私達は川崎で生まれて、川崎で育って、川崎が大好きで。川崎の良いところを川崎に住んでいる人以外にも知ってもらいたいっていう気持ちを込めた曲が「川崎」です。
■ ゆみんちょ:川崎っていうと工場とか、公害とかってイメージを持っている人がいまだに多いらしいけど、川崎に住んでいる私達からするとそんなイメージは全然ないんです(笑)。多摩川に行けばアユが泳いでいて、コスモスが咲いていて、週末には草野球や草サッカーを楽しむ人があふれている。産業道路の近くの工場がたくさん並ぶ付近だって、公害の街なんて雰囲気はぜんぜんないですよ。昔はどうだったかわからないけど。
■ まりんちょ:夜の産業道路付近をドライブしたことあります?きっと宇宙ステーションってこんな感じなんだろうなぁと思えるほど、きれいにライトアップされた幾何学的な空間なんですよ。もちろん行ってみたことがないから本当の宇宙ステーションがどんな風にできているのかはわからないけど(笑)。
川崎区内で何でも事が足りちゃう。
― 「川崎」という曲は「川崎区」の事?
■ まりんちょ:確かにそうかもしれない。私達、川崎生まれ、川崎育ちって言っているけど、実際は川崎区の中で生活が完結しているから。
■ ゆみんちょ:それはあるんですよね。ラゾーナとかまでできちゃったから余計に。駅周辺で何でも事が足りちゃう。プライベートでは武蔵小杉や溝の口までもなかなか足を伸ばす機会がないですね。
■ さきっちょ:もちろん中学生の時とか部活で遠征試合とかしたし、今でもイベントで市内の色々な場所には行くことはあるけど(笑)。プライベートで「新百合ヶ丘に行こう!」みたいな機会はほとんどない。川崎市って縦に長いからどうしてもそうなっちゃうのかも。
麻生区、宮前区は東京に近いイメージ
― 川崎区以外の区に関しての印象は?
■ まりんちょ:例えば、麻生区とか宮前区とかは上品なイメージ。こジャレた街、清楚な街のイメージですね。歩いている人とかもすごくおしゃれだったり。私達にとっては東京に近いイメージ。
■ ゆみんちょ:事実そうなんだと思うけど、最近移り住んできた人が多いイメージがあります。川崎区の場合だと、おばあちゃんの代からずっと川崎に住んでいるみたいな人の割合が多いから。小さい頃から知っている近所のおばちゃんがいたりとか。
■ さきっちょ:それから宮前区とか多摩区とか圧倒的に坂が多い(笑)。駅降りたらすぐに坂みたいなところがあってびっくりする。部活の遠征で行ったけど、学校に着くまでが大変でした。
子供を育てるには良い環境だと思う
― 川崎市ってどんな市なんだろう?
■ まりんちょ:女性にとっては子供を育てる場所としてはいいと思う。私達は結婚の予定もないですが・・・
■ ゆみんちょ:自然も一杯残っているし、公園も整備されていているし、ショッピングにも便利だし。住環境には相当恵まれていると思う。
■ さきっちょ:川崎区周辺ではお祭りなんかもあるしね。子供が生まれたところに愛着を持つためにはそういうイベントが大切だと思う。そういうことを、街をあげてやっていることも大切じゃないかな。
等々力競技場で区対抗運動会とかどう?
― これからの川崎市はどうなってほしい?
■ まりんちょ:もっと区同士の交流を多くしたほうがいいと思う。音楽系のイベントとかをやって、各区のミュージシャンが交流ライブをやってみるとか。確かに川崎って細長いから、生活スタイルや街のイメージに違いはあると思うけど、みんな自分が住んでいる街自体は好きだと思うから、区対抗で運動会とかやってみたらどうかな(笑)
■ ゆみんちょ:どこでするの?
■ まりんちょ:等々力競技場かな(笑)
■ ゆみんちょ:私は、都内の人も家族で遊びに来れるような施設、例えば動物園とか、公園とかを充実させたらいいんじゃないかと思う。都内の人がたくさん訪れてくれるような場所が増えると、川崎市民が自分達の市にもっと自信が持てるんじゃないかな?
■ さきっちょ:私は、市民が川崎市の伝統とかを、もっと知ることの出来る施設やイベントがあったら、市民としての愛着がもっと強くなるような気がする。私も川崎に根付いた活動をしていく中で、川崎の伝統文化とかを改めて知ることが出来たから、以前よりも愛着が強くなりました。
ストリートミュージシャンにとって活動しやすい川崎
― 今後の活動の場は?
■ まりんちょ:やっぱり川崎市が中心かな。来年からは川崎駅以外の駅周辺でも路上ライブをやってみたいと思っています。例えば「溝の口」とか「新百合ヶ丘」とか。川崎市は芸術の街とか音楽の街というテーマに取り組んでいるから、ストリートミュージシャンにとっては活動しやすい環境なんですよね。
ちょっきんず PROFILE
川崎出身、川崎育ちの3姉妹によるバンド。2005年1月に三女のさきっちょが加わり現在の形となり、路上ライブやライブハウスでの活動を開始。2006年7月ラジオ日本の「中本賢のヨコハマガサガサ探検隊」に出演後、好評を得て定期的に出演するようになり、12月にはレギュラーに。2007年4月かわさきFMの「ちょっきんずのヤッパ!かわさき!」のパーソナリティに。5月インディーズデビュー作第1弾『さんぽ』を発表。その中に収められていたオリジナルソング「川崎」が注目を集める。現在も毎週金曜日に川崎駅東口駅前で路上ライブ活動を行っている。・ちょっきんずWEBサイト
・かわさきFM 79.1MHz「ちょっきんずのヤッパ!かわさき!」毎週金曜15:00〜放送中!
かわさきエフエム 79.1MHz
川崎市が55%を出資し、第3セクターとして平成8年に開局したFM局。地域に密着した放送を行うことを目指し、聴取エリアは川崎市のほぼ全域。市民の暮らしに役立つ生活情報をはじめ、川崎の市政情報、歴史、文化、イベント、スポーツなど、 身近で耳よりな情報と音楽を24時間放送している。・川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉タワープレイス
・電話:044-712-1791
・URL : かわさきFM WEBサイト

































